こんにちは いもです。
以前書いた記事「副業を始めたい40代50代サラリーマンにおすすめの考え方」の中で、40代50代の副業選びでは「少ない資金ではじめられる(初期投資が少ない)」ことが一つの重視すべきポイントと書きました。
しかし「少ない資金」とは主に商品在庫のことを言っており、「必要な機材」については思い切った額の投資が必要です。
高性能な機材は買う時には「少し高価」だと感じたとしても、それだけのメリットがあります。後になって「安いものを買わなくてよかった」と思うケースが多々あります。
とくに副業の時間が取りにくい40代50代は「お金で時間を買う」という意識も必要になります。
というわけでこの記事では「40代50代に本当におすすめしたい、お金がかかるけど高機能な機材」をまとめましたのでご覧ください。
とはいえ「副業機材にかけられるお金がない」という人もいるかと思います。
そういう方向けに「お金をあまりかけずにストック型副業が始められるおすすめ機材」を別記事にまとめますので、そちらもご覧ください。
お金をかけて高機能な機材をそろえるメリット
まず最初に、40代50代がストック型ビジネス副業をやる時に、高機能な機材をそろえた方が良い理由、すなわち高機能な機材が与えてくれるメリットを紹介します。
1. コンテンツ作りで他者との違いをつくれる
コンテンツ作りで人と違いをつくれることは重要なことです。
特にネットビジネスでは人との違いを出そうとしても、すでに似たようなコンテンツが出ているケースがほとんどです。先行してそのコンテンツを出した作者との競争に負けないためにも、他とは違った優れた点を作り出すことが必要になります。
その一つの方法が高性能な機材が持つ力を活用することです。高性能な機材であればできることの幅も広がり、他者との違いを作りやすくなります。
「副業を始める最初からそんな高性能はいらない」「副業に慣れてきたら高機能な機材に乗り換える方が良い」と考える人もいるかもしれません。
しかし高機能な機材は、操作性などにおいて副業し始めのころからそのメリットを享受できます。
また途中で機材を乗り換えるとなると、設定の手間や操作方法に慣れるまでの無駄な時間が発生します。
副業をはじめる初期の段階から高性能な機材を使い、そのメリットを最大限に活かすことが最も効率的です。
2. 身体の衰え・不具合をカバーし、作業を効率化してくれる
40代50代になると身体的な衰え・不具合が出てきます。
老眼で画面が見づらくなったり、頭や指の反応が遅くなったり、目・肩・腰が疲れやすくなったりと、若い頃にはなかった衰え・不具合が起き始めます。
サラリーマンは仕事で疲れて帰った後に副業に取組むことが多くなるので、そのストレスや無駄は相当こたえます。
このようなストレスが原因で副業が続けられなくなっては元も子もありません。
40代50代は副業をするために必要な投資と割り切り、高性能機材をつかった快適な作業環境を整えることが不可欠です。
3. 中古で売るときの価格が落ちにくい
3つ目の項目は、「不要になった時のことも想定して、高機能な機材を購入する」という意味です。
新機能が搭載された新機種が発売されたり、これまで使っていた機材に不満が出てくると、新しい機材に買い替えたいという欲求が生まれます。
そんなとき高機能な機材であれば、中古品となっても高値で売ることができます。つまり中古品として売りさばくことで、最初の投資額の一部を回収できるのです。
一方安い値段の低機能な機材を最初に買ってしまうと、中古品で売ることが難しくなります。
「使っているときの満足度が低く、使わなくなったころにはすでに価値がなくなっている」というのが低機能な機材というわけです。
中古品となった機材の売り先としてはヤフオクが最適です。ヤフオクを使った中古品の売り方については、他の記事で説明します。
さてそれではストック型ビジネスにおすすめの機材を紹介していきましょう。
ストック型の副業には高性能なBTOパソコンがおすすめ
副業でお金を稼ごうとするなら何をおいても「パソコン」が必要です。
パソコン選びをいい加減にしてしまうと必ず後悔することになります。
ストック型の副業では、写真・動画・イラストなどを加工・編集してコンテンツを作ります。そのためこれらの作業を快適・スムーズに行えるパソコンでなければなりません。
デスクトップとノートブックのどちらを選ぶかについては、それぞれが思い描く副業スタイルによって決まります。
家で作業することが多いのであればデスクトップ、外へ出てCafeなどで作業するのであればノートブックになるでしょう。
ちなみにスペックが高く作業効率が良いのは、デスクトップ型パソコンです。
またWindowsにするかmacにするかで迷う人もいるかもしれません。どちらにするかは好みですが、会社で使っているパソコンと同じOSにする方が無難です。
若い人の中には「デザインをやるならmacの方が綺麗」と副業のパソコンはmacにする人もいるようです。しかし会社でWindowsを使っている人が副業でmacを使うというのはおすすめしません。
なぜなら慣れないOSの使い方に時間を取られることは無駄だからです。
それではパソコンを選ぶポイントを紹介します。
動画・写真編集、ブログ複数同時にできる高性能パソコン
Windows版 | 動画編集 Premiere Pro | 写真編集 Photoshop | イラスト作成 Illustrator |
OS | Windows10 64bit | Windows10 64bit | Windows10 64bit |
ストレージ | 内蔵高速SSD | 16GBの空き容量のあるハードディスク推奨 最小で4GB | SSD推奨 最小で2GB の空き容量のあるハードディスク |
CPU | Quick Sync 搭載の Intel® 第 7 世代以降の CPU又はAMD Ryzen™ 3000シリーズ/Threadripper 2000シリーズ以降の CPU | 64bitをサポートしている Intel® 又は AMD プロセッサ、 SSE 4.2 以降の 2 GHz 以上のプロセッサ | SSE 4.2以降を搭載したマルチコアIntelプロセッサ(64bitをサポート)又はSSE4.2以降を搭載したAMDAthlon64プロセッサ |
メモリ | HD動画は16GB推奨 4K動画は32GB推奨 | 16GB以上推奨 最小で8GB | 16GB以上推奨 最小で8GB |
グラフィックボード | 4GB以上の VRAM推奨 4K以上は6GB以上のVRAM推奨 | DirectX 12 をサポートしている GPU 4K 以上のディスプレイの場合は 4 GB の GPU メモリ推奨 | OpenGL 4.x (GPUパフォーマンス使用時4GB以上の VRAM推奨) |
特に40代50代サラリーマンの副業では、限られた時間でどれだけ効率的に行えるかが重要です。
ストック型のネットビジネスで使うソフトはパソコンに重い負荷がかかります。パソコンの動作が遅くなったりフリーズすることは、作業者にとって大きなストレスです。
このイライラは想像以上にしんどく、副業を挫折してしまう原因にもなります。
ネットで検索すれば「パソコンが重たく感じる時の改善方法」といった記事が出てきます。
しかしソフトの負荷によるパソコンの動作の遅れは、そこに書かれた再起動、キャッシュ削除、他のソフトの終了などの対応策では解決できません。
結局、スペックの高いパソコンに買い替えるか、ストレスを抱えながら使い続けるということになります。
そうならないためにも、最初から高性能なパソコンを選んでおく方が得策です。
なお上の表はAdobeのソフトを使用して動画編集、写真編集、イラスト作成をする場合のパソコン推奨スペックです。
全ての作業をする計画がある場合は、一番スペックが高い「動画編集Premier Pro」の推奨スペックを参考にパソコンを選んでください。
ちなみにいくつかのメーカーは、動画・写真編集やデザインを行う人向けの機種をクリエイターパソコン(PC)という名前で出しています。
最初から必要なスペックが揃っているため、特に初心者にはおすすめです。
用途に合わせたパーツ・スペックが選べるBTOパソコン
パソコンは家電量販店やネットショップで買うのが一般的ですが、ストック型ビジネスで使うパソコン選びには向いていません。
なぜなら店頭に並んでいるパソコンの多くは一般向けの既製品(レディーメイド)であり、次のような点でストック型副業に適していないからです。
1.必要なパーツ・スペックを満たす高性能パソコンがあまり売られていない
2.レディーメイド商品は自由度がない
3.必要ない機能やソフトがはじめから付いている
レディーメイドパソコンの悪い点をおぎなえるのがBTO(Build To Order)パソコンです。
BTOとは購入者の要望に応じて受注生産(オーダーメード)してくれるパソコンをいいます。
CPU・ストレージ・メモリ・グラフィックボード(グラボ)・光学ドライブ・キーボード・モニター・内蔵WEBカメラ・セキュリティソフトなど、あらゆるものが選べます。
自分に必要なパーツ(部品)とそのスペック(性能)が自由に選べるため、思い通りの1台を作れるというメリットがあります。
値段はもちろん、選んだパーツとスペックの組合せによって変わります。予算の許す範囲であれこれ組合せながら、オリジナルな1台を作れる楽しみもあります。
とはいっても「何を選べばよいか分からない」や「選ぶのが面倒くさい」という声も聞こえてきそうです。
しかしご安心ください。
BTOパソコンは用途・目的や価格(予算)ごとにいくつかの標準セットが用意されています。
その標準セットをベースに自分好みにカスタマイズできますし、カスタマイズせずそのままのセットを購入することもできます。
パソコン初心者でも安心して使えるサポート体制
見落としがちな点ですが、「サポート体制の良し悪し」で購入後の満足度が大きく変わります。
特にパソコンが得意でない人や忙しくて時間のない人は、すぐに対応してもらえるサポートがついていれば安心です。
サポートについては名の通った企業の方が充実しているイメージがありますが、実際はBTOパソコンのような専門企業の方がサポート体制が充実しています。
サポートについては次の点が重要ですので、注意して各社を比較してみて下さい。
このほかにもBTOパソコンには次のようなメリットがあります。
写真や動画を撮影する機材のおすすめ
初心者でも稼ぐための写真・動画が撮れる一眼レフカメラ
ストック型の副業をする上で、カメラは大事な武器の一つです。なぜならどんな副業でも写真・動画は必要になるからです。
ブログ、SNS、YouTube、ストックフォト、コンテンツ作成など、あらゆる副業で不可欠です。
写真・動画の良し悪しによって、見る人の印象が大きく左右されます。
にもかかわらずインターネット上では写真・動画の初心者も、撮影が上手な人・経験豊富な人と同じ土俵で戦わなければなりません。
その技術や経験の乏しさを補ってくれるのが良い機材です。
最近のスマートフォンには写真や動画がきれいに撮れるカメラが付いています。「スマホで十分だよ」という人もいますが、お金を稼ぐ「副業」目的で使う機材としてスマホではもの足りません。
最低でも「一眼レフカメラ」できれば「フルサイズの一眼レフカメラ」を使うことで、人とは一味違う付加価値のついた作品づくりが実現できます。
一眼レフカメラをおすすめする理由
手ぶれの少ない高画質な写真が撮れる
最近はスマホ内蔵カメラでもきれいな画像でさまざまな写真表現が可能ですが、副業に使うカメラとしては不十分です。
一眼レフカメラであればカメラ本体、レンズの性能も高く、撮影モードなどの設定も多様できめ細かく決められます。
両者を比較すると、一眼レフカメラの方が圧倒的に画質がよく手振れも抑えられた写真を作ることができます。
レンズを変えればいろいろな表現が楽しめる
一眼レフカメラの良いところの一つは、レンズを変えればさまざまな写真表現が可能となる点です。
表現できる幅が広がり自分オリジナルの作品をつくれるようになれば、ストック型ビジネスで副業をする場合の強い武器となります。
RAW撮影ができるカメラを選ぶ
一眼レフカメラであればほとんどの機種でRAW(ロー)撮影ができます。
RAWとは画像ファイル形式の一つですが、カメラではJPEG(ジェイペグ)という画像ファイル形式が一般的に使われます。
一眼レフカメラであれば、撮影する前に画像を保存するファイル形式をRAWかJPEGのどちらかに選んで設定することができます。
RAWを選んで設定すると、撮影時の情報のほぼそのままをファイルに記録してくれます。
一方JPEGを選んで設定すると、カメラがRAWデータの中から適当なデータだけを抜き出して自動的にJPEGファイルを作ってくれます。
すなわちRAWデータとは撮ったままの容量の大きい生データで、JPEGデータとはカメラが自動的に処理した容量が少なくなった完成品をいいます。
RAWデータには撮影時のほぼすべてのデータが記録され残っていますので、専用ソフトを使えば自分好みに修正して現像することができます。
ピンボケや手振れは修正できませんが、露出(明るさ)やホワイトバランス、彩度・コントラスト、ノイズ、レンズのゆがみ、構図(トリミング)などは修正可能です。
すなわち撮影に失敗した写真でも現像時に修正することもできますし、撮影した写真を自分好みの作品に仕上げることも可能です。
RAW撮影ができるカメラを選ぶだけで、作品づくりの自由度が大きく上がります。
フルサイズ一眼レフカメラをおすすめする理由
フルサイズのイメージセンサーで写真表現の幅が広がる
カメラの中にはレンズから入った光を電気信号に変換するイメージセンサーがありますが、その大きさによって撮れる写真が変わってきます。
イメージセンサーの規格にはフルサイズやAPS-C、マイクロフォーサーズなどがありますが、最も高画質な写真が撮れるのはフルサイズのイメージセンサーです。
フルサイズカメラはより多くの光を取り込める特徴があり、高品質でぼけ味のきれいな写真表現に優れていまし。
写真写りに関するフルサイズカメラのメリットとしては次のようなものがあげられます。
・より高画質な撮影が可能になる
・明るい暗いの濃淡表現がより豊かにできる(諧調表現が豊か)
・同じ範囲を写す場合、ボケ量が多くきれいなぼけ表現ができる
・暗い場所でもきれいな画質で撮影できる
・同じ焦点距離のレンズを使った場合、より広い範囲が写せる
高機能なフルサイズ一眼レフなら撮影技術の不足も補ってくれる
写真の初心者がカメラを買う場合、とりあえず安いカメラからはじめるのが良いように思えます。
しかし初心者ほど、高機能な一眼レフカメラを使うことをおすすめします。
なぜなら初心者の技術力不足を、高性能なカメラの機能が補ってくれるからです。
高機能なカメラであればピント合わせの速さや正確さ、連写のスピード、手振れ補正、WIFI接続など優れた機能がたくさんついています。
技術力不足を補ってくれるということは、より良い写真が撮れるだけでなく写真を続けるモチベーションを維持してくれることにもつながります。
老眼でも外部液晶モニターがあればカメラのピンボケ解消
40代後半から50代になると老眼が進み「最近スマホの画面が見えづらくなった」という人が増えてきます。
スマホが見えづらいだけなら問題はあまり大きくありませんが、カメラ撮影するときの老眼は大問題です。
ピントを合わせたつもりで撮影した写真を、あとでパソコンモニターで確認したらボケていた。
そんな失敗は取り返しが付きません。
画質・明るさ・画角などは撮影後に編集ソフトで修正できますが、ピンボケ写真は手のほどこしようがありません。
そんな40代50代の老眼の悩みをサポートしてくれるのが「外部液晶モニター」です。
写真・動画編集、イラスト作成ソフトのおすすめ
ストック型の副業でコンテンツを作るためにはその目的にあったソフトを使うことが必要です。
ソフトを使わなくてもコンテンツ自体は作れますが、専門ソフトを使うと使わないとではできることの幅が全く違います。
インターネット上には無料で使えるソフトもあります。
無料であっても初心者が使うには十分すぎるほどの機能があり、資金的に厳しい場合は無料ソフトを使っても良いでしょう。
しかし40代50代がお金を稼ぐ目的で副業をはじめる場合、adobe社が出している有料ソフトをおすすめします。
価格は高額になりますが、その分メリットも多くあります。
40代50代の副業にAdobeソフトを使うメリット
サラリーマンであればPDFソフトのAdobe Acrobatを使ったことのある人も多いと思いますが、Adobe社は画像編集などのクリエイティブソフト分野で世界最大手の会社です。
高い機能と操作性が人気のソフトで、プロのクリエイターやデザイナーの多くが使っています。
ソフトの購入は買い取りではなく、月もしくは年単位のサブスクリプションです。
通常サブスクリプションの値段は安めに設定されていますが、Adobeの価格は安いとは言えません。
しかし40代50代が副業で使うソフトとしては、他社製品にはないいくつものメリットがあります。
1. ユーザー数が多く知名度・信頼度が高い
Adobe社製品を40代50代におすすめする最大の点はユーザー数が多いことです。
たとえばAdobeの動画編集ソフトPremiere Proは、クリエイティブ業界で働くプロの9割以上が使っていると言われています。
また画像編集ソフトのPhotoshopやイラスト作成ソフトのillustratorという名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
これらのAdobeソフトも高い市場シェアを誇り、知名度・信頼度共に抜群です。
それだけ多くの人が使っているソフトなので、素人や初心者にもいろいろなメリットが出てきます。
① ブログやYouTubeなどインターネット上に、情報がたくさん出ている
使う人が多いということはそのソフトに関する情報発信も多いことを意味します。
すなわち副業途中に操作方法が分からないようなときでも、ネット検索すればほとんど全ての答えを簡単に見つけることができてしまいます。
② Adobeソフトに特化した講座や教材が多く存在する
またユーザー数が多いため、Adobeソフトの使用法を教える講座や教材も多く存在します。
40代50代は副業に充てられる時間が少ないため、集中して学べる講座や教材が多くあることはメリットです。
③Adobeソフトを使えれば、受注業務が受けやすくなる
案件を受注して行う仕事は「フロー型」副業ですので、受注の仕事をメインの副業にすることはおすすめしていません。
しかし「ストック型」副業が順調に進み余裕が出てきた場合、「ストック型」と平行して「フロー型」の仕事をすることはいいことです。
たとえば動画編集の技術をマスターした人がストック型副業のYouTubeをやりながら、他人のYouTube動画の編集業務を請け負うような形です。
その場合クラウドソーシングサイト(クラウドワークスやランサーズなど)に出ている案件を受注する形が一般的ですが、発注書に「必要なスキル」としてAdobeのソフト名を上げている発注者が多くいます。
つまりAdobeソフトが使えるだけで、仕事を受注できる可能性が高まるという意味です。
このようなケースは動画・写真編集、デザイン、イラストなど多くの仕事で該当します。
2. 数多くのラインナップの中から目的に合わせたソフトを選べる
Adobeのソフトは写真・動画・イラスト・WEB・オーディオなど幅広い分野のクリエイティブソフトを用意しています。
副業を始めたばかりの頃に使うソフトは限られますが、徐々に仕事の幅を広げるために新たなソフトを使うことが考えられます。
そういった場合、Adobeのソフトは幅広いラインナップをそろえていますので、いろいろなメリットがあります。
① 同じ会社が出しているソフトなので使い方などで混乱が少ない
上の写真にあるようにAdobeのソフトは20種類以上あります。
画像編集・写真管理・ビデオ編集・イラスト作成・モーショングラフィック作成・3D画像制作など、さまざまな目的のソフトを同じ会社が作っています。
そのため操作パネルや操作方法に似通ったところが多く、利用者が混乱する可能性は低くなります。
それぞれ別の会社が作ったソフトを使うとなると、操作方法などで混乱するのが必至です。
② 同じ会社が出しているソフトなので、ソフト同士の連携ができるように作られている
例えば、Photoshopで作った画像を動画編集ソフトのPremiere Proに連携させ、後からPhotoshop上で調整するといったことも可能です。
このようにAdobeのクリエイティブソフトはいろいろな形でソフト間のスムーズな連携が用意されています。
複数のクリエイティブソフトを使う人には操作性、効率性の上でありがたい機能です。
3. Adobeソフトだけのメリット
① Adobeのストックフォトサービス(Adobe Stock)での特典がある
ストック型副業の一つである「ストックフォト」で写真を売る副業をするのであれば、Adobe社ソフトのメリットを受けられます。
Adobe社は独自のストックフォトサイト(Adobe Stock)を運営しており、Adobe Stockでクリエイターとして写真を販売していると、そこでの画像販売実績枚数(ダウンロード回数)に応じてAdobeソフトを無料で使えるサービス(ボーナスプログラム)があります。
直近1年間(1~12月)における写真、イラスト、ベクター、ビデオのダウンロード数に応じて次のいずれかのプランが1年間無料で使えるうれしいボーナスです。
ダウンロード回数 | ボーナス特典 |
150 〜 4,999 回の場合 | Creative Cloud フォトプラン(20GB)、Illustrator、InDesign、Premiere Pro、または After Effectsのいずれかが1年間無料 |
5,000 回以上の場合 | Creative Cloud コンプリートプランが1年間無料 |
② Adobeのストックフォトサービス(Adobe Stock)とソフトが連携されている
こちらはストックフォトサイトで画像を購入する場合のメリットです。
コンテンツを作る時にはさまざまな場面で画像が必要になりますが、AdobeのクリエイティブソフトはAdobeのストックフォトサイト(Adobe Stock)とも連携しています。
Adobeソフトを使っている途中で画像が必要となった場合、そのソフトの画面からAdobe Stockを呼び出して簡単に画像をダウンロードすることができます。
わざわざ別画面でストックフォトサービスを開いて画像を探す手間が省け、効率的に作業を進めることが可能となります。
③ オンラインソフトのメリットがある
一般的に有料ソフトの販売形態は「パッケージソフト(元々は箱に入って売られているソフトの意味)」と「オンラインソフト」に分かれます。
パッケージソフトは買い切り型が多く一度お金を払って購入すればソフトが自分のものとなりますが、Adobeのソフトはオンラインソフトです。
オンラインソフトには次のようなメリットがあります。
1. クラウド型サービスのため柔軟性が高い
2. インターネットを使いクラウドにデータを保管できる
4. クラウド型サービスのため柔軟性が高い
Adobeのソフトはクラウド型のオンラインソフトであり、利用者はライセンス(ソフトとサービスを使用する権利)を購入します。
クラウド型には次のようなメリットがあります。
常に最新のソフト・サービスが利用できる
クラウド上に最新版がリリースされると、最新バージョンへのアップデートを促す連絡が入ります。
利用者はインターネットを通じてワンクリックするだけで、簡単に最新版のソフトを利用することができます。
パソコンが壊れたとしてもソフトが使えなくなることはない
Adobeのソフトはライセンスで使えるため、たとえパソコンが壊れたとしてもソフトを使えなくなることはありません。
自分のパソコンにソフトをインストールする形のパッケージソフトの場合、パソコンが壊れたらそのソフトも使えなくなるリスクが生じます。
違うOSのパソコンに買い替えたとしても継続して使える
AdobeのソフトはMacとWindowsの両方のOSに対応しています。
もし途中で異なるOSのパソコンに買い替えたとしても、使えなくなることはありません。
1ユーザー2台までのパソコンでソフトが使える
購入したライセンスは1ユーザーにつき最大2台の機材(パソコン・タブレット)まで登録可能です。
そのため家庭内と外出用の2台で使うことも可能ですし、パソコンを買い替えた場合も古いパソコンから新しいものへ登録を変更して使い続けることが可能です。
5. インターネットを使いクラウドにデータを保管できる
パッケージソフトを使う場合、全てのデータはパソコンや外付けハードディスクに保管します。仮にオンラインストレージに保管したい場合は別途契約することになります。
しかしクラウド型のAdobeソフトは、オンラインのファイルストレージがセットになっています。
副業で使うファイルをこのストレージに保存すれば、自分のパソコンの保存容量を減らさず作業できるメリットがあります。
契約内容 | ファイルストレージ容量 |
Creative Cloud コンプリートプラン および単体プラン (通常メンバーシップ) | 100GB |
Creative Cloud フォトプラン | 20 GB または 1 TB |
説明が長くなったので、この記事はここまで。それぞれの機材についての詳しい説明は、別の記事として順次書いていきますね