こんにちは いもです。
以前の記事の中で「副業する目的」の重要性に触れ、40代50代が副業する目的として次の2つを上げました。
①副収入でお小遣いを得て生活を楽にしたい
②働けなくなってもお金が稼げる収入源が欲しい
このブログでは40代50代におすすめの副業として、在宅でできる「ストック型のネットビジネス」を中心に紹介します。
なぜならストック型のネットビジネスは①と②の両方を満たすことができ、且つ40代50代が持つ強みを活かせる副業だからです。
それでは「ストック型ネットビジネス」について紹介します。
ストック型の副業がおすすめな理由
フロー型とストック型の副業とは
ビジネスモデルの考え方の一つに「フロー型ビジネス」と「ストック型ビジネス」という2種類の分け方があります。
フロー型のビジネスとは、「販売した商品・サービスから得られる売上が一度きり」というビジネスモデルです。
副業で考えると、自分が働いた分の対価としてお金を受け取るようなビジネスが当てはまります。
具体的には次のような副業です。
雇用されて行うもの
・アルバイト(飲食店、Ubereatsなど)
受注・契約して行うもの
・クラウドワークス(プログラミング、動画編集、デザイン、ライティング・翻訳等)
・アンケートモニター
・内職
・講師、コンサル
独自で行うもの
・せどり
・転売・輸出入
・ポイ活(ポイントサイト)
・ネットショップ運営(※ストック型要素も含む)
・オンラインサロン
一方ストック型のビジネスとは、「最初に仕組・インフラを作り、それを使った定額サービスを提供することで、継続的な売上を得るビジネスモデルです。
副業で考えると、自分が作り上げた仕組・コンテンツが蓄積され、自分が働かなくても自動的/継続的に売上が上がるビジネスが当てはまります。
具体的には次のような副業です。
・ブログ/サイト(アフィリエイト収入)
・Youtube(広告収入)
・デジタルコンテンツ販売(eBook、オンライン教材、写真・イラスト・動画等)
・コンテンツ販売(書籍、教材販売)
・SNS(集客で活用し売上につなげる)
・プログラミング、動画編集、デザイン、ライティング・翻訳等(オリジナルコンテンツ作成)
なおプログラミング、動画編集、デザイン、ライティングなどの技術は、受注・契約して仕事を行う場合はフロー型ですが、自分のコンテンツ作成としても使えることから「ストック型に活かせる技術」とも言えます。
また副業として「投資(株式投資、FX、暗号資産、不動産、純金等)」をすすめる情報がネット上にはたくさんありますが、この記事では40代50代サラリーマンが行う副業をテーマにしているため、リスクが伴う「投資」は除外しています。
フロー型の副業の特徴(メリット、デメリット)
ここではフロー型の副業のメリットとデメリットを見ていきます。
メリット | デメリット |
・仕事が得やすい ・即金性がある(すぐに稼げる) ・働けば働いた分のお金が入る ・スキルがあまりいらない職種もある | ・働き続けないとお金が入らない ・発注元・顧客とのやりとりが発生する |
上の図(本業副業で得られる収入額イメージ)にある黒い部分は、それぞれの仕事で稼げる収入額のイメージを表しています。
例えば副業(フロー型)の収入イメージを見ると、仕事をはじめた途端(50歳)から収入が入ってきていることが分かります。
先に説明した通りフロー型とは「自分が働いた分の対価としてお金を受け取る」副業だからです。
これがフロー型の最大のメリットです。
しかし一方で歳をとるに従い少しずつ収入が減り、72.68歳で収入が0円になっています。
これは歳をとるに従って体が不自由となり、健康寿命の72.68歳で仕事ができなくなったと仮定しているためです。
これがフロー型の最大のデメリットです。
ストック型の副業の特徴(メリット、デメリット)
次にストック型の副業のメリットとデメリットを見ていきます。
メリット | デメリット |
・労働した分が蓄積されていく ・きちんと育てば継続的安定収入を得られる ・自分が働かない時間でも売上が上がる ・大きな収入を得られる可能性がある ・ほとんどが在宅でできる | ・売上が立つまで時間と手間がかかる(即金性がない) ・売上が立つ(お金が入る)という保証がない |
上の図で副業(ストック型)の収入イメージを見ると、50歳で副業をはじめてからしばらくの間は全く稼げていません。
そしてしばらくすると少しずつ稼げるようになってきていますが、その増えかたはなだらかです。
これがストック型の最大のデメリットです。
一方フロー型では収入が止まってしまった健康寿命の72.68歳以降も収入は入り続けます。
これは体が不自由となり働けなくなった後でも、過去に蓄積したストックから収入が生まれているためです。
これがストック型の最大のメリットです。
なおストック型の収入イメージには点線がひかれています。これはストック型の収入額は青天井に上がるの可能性があるということを意味しています(反対にほとんど増えないリスクもあります)。
40代50代は、今すぐストック型の副業を始めるべき
ここまで見てきたようにストック型は定年退職で仕事を失った後も、体が不自由になり働けなくなった後も収入を得られる副業です。
この理由だけでもストック型の副業は40代50代におすすめしますが、今すぐにでもはじめて欲しい理由があります。
さきほどストック型の副業にはブログ、YouTube、デジタルコンテンツなどが該当すると書きましたが、実はこれらに共通することがあります。
それは「ストック型で積み上げているのは、日々の暮らしにおいて手に入れた知識・経験」だということです。
そして40代50代は今まさにその知識・経験を現役世代として得られる立場にいます。
また40代50代のサラリーマンは今現在本業の収入が毎月入ってくる比較的安定した立場にあります。
これらのメリットを活かさない手はありません。
サラリーマンという比較的安定した立場にいながら、日々の生活で得られる貴重な経験や知識をストック(積み上げ)していくことができるのは今だけなのです。
今すぐにストック型の副業を始めるべき理由です。
40代50代にストック型副業が向いている理由(強味)
これまでの人生で蓄積したリアルな知識・経験が活かせる
副業で成功するための秘訣は「誰かの悩みを解決する」「誰かの問題を解決する」ための商品やサービスを提供することです。
この点において40代50代は大きな強みを持っています。
なぜならこれまでの人生で多くの悩みや問題にぶち当たり、それを解決したり苦しみもがいた「リアルな経験や知識」を持っているからです。
その経験・知識はあなただけのものであり、それらは誰かほかの人、とりわけ自分たちより若い世代にとっては貴重なものとなります。
これまで送ってきた人生の中に、誰かのために活かせるものが必ずあります。
形にのこして必要としている人たちにとどけることが副業になります。
「人にできない経験」を積める立場・環境にある
40代50代のサラリーマンの強味の二つ目は、社会の第一線で活躍している現在の立場・環境です。
子供が成長するに伴って子育て・教育の経験も増え、高齢となってきた親の介護が身近になり、会社では管理職として部下を持ち責任ある仕事を任されている人も多いはずです。
これは20代30代では決して経験することができなかった立場・環境です。
現在でも現役世代として、より貴重な経験を積み続けているのが40代50代です。
人や社会に役立ちたいと思う気持ちがある
40代50代のサラリーマンの強味の三つ目は、長い人生を生きてきたからこそ持てた意識の変化です。
この世代になると家庭でも会社でも人の上に立つ責任ある立場となり、人生の先輩として後輩を導く責任がでてきます。
歳をとるにしたがい「後輩を育てたい、社会に貢献したい」という気持ちが芽生え、自分の経験や知識を人のために役立てたいという思いが出てくるものです。
この意識の変化も40代50代の強味の一つです。
この意識こそ先ほど説明した「誰かの悩みを解決したい」「誰かの問題を解決したい」という強い思いにつながるからです。
新しいことを始める柔軟性や健康・体力・気力がある
40代50代のサラリーマンの強味の四つ目は、肉体的・精神的な優位性です。
歳をとったとはいえ40代50代はまだまだ元気で健康です。多くの人は気力・体力の衰えも少なく、新しいことを始めるだけの柔軟性も持ち合わせています。
これから先、肉体的にも精神的にも衰えていくことが分かっている中、40代50代はまだまだ新しいことにチャレンジできる年齢です。
この強みのある今を逃してはいけません。
「これからの人生、今が一番若い」
最近よく耳にする言葉ですが、まさにその通りです。
以上が40代50代の副業にストック型ビジネスをおすすめする理由です。